ハワイが大好きな私。
クラフトビールが大好きな私。
そんな私がコナビールにハマらないわけがありません。
忘れもしません。
最初にコナビールを飲んだのは「スカイワイキキ」でした。
初めて夜のワイキキをビルの上から見下ろしてテンションMAX。
店員さんにオススメを聞くと「KONA BEER」との事。
「じゃあそのコナビア!」という事で即注文。
今となっては、それが何の銘柄だったかも分かりません。
ただ、とても濃厚な味わいに感動したものです。
ここまで言っておきながら、以外に遅いコナビールデビューだったんです。
実はワイスピ好きの私。
それまでドムになった気分でコロナビール一択だったんです。
ハワイ旅行3度目で初めてコナビールを飲みました。
南国でコロナ、これぞドミニクスタイルと(笑)
体はへなちょこですけど(汗)
それにしても、コナビールがこれほどまでに美味しかったとは。
完全に誤算でした。
それ以来コナビールにハマった私。
これまでに12種類のコナビールを飲みました。
それぞれ個性がありますので、今回は飲み比べレビューをしていきたいと思います。
是非参考にしてみて下さい。
目次
- 1 「ABV」・「IBU」とは?
- 2 エールとラガーの違いは何?
- 3 コナビールを種類別にレビューします!
- 3.1 ロングボード(LONGBOARD)Island Lager
- 3.2 ビッグウェーブ(BIG WAVE)Golden Ale
- 3.3 ファイヤーロック(FIRE ROCK)Pale Ale
- 3.4 ハナレイ(HANALEI)Island IPA
- 3.5 ワイルアウィート(WAILUA WHEAT)Wheat Ale
- 3.6 カナハ(KANAHA)Blonde Ale
- 3.7 キャスタウェイ(CASTAWAY)India Pale Ale
- 3.8 クアベイ(KUA BAY)India Pale Ale
- 3.9 ココブラウン(KOKO BROWN)Brown Ale
- 3.10 パイプライン(KOKO BROWN)Porter made with Hawaiian Kona Coffee
- 3.11 ラバマン(LAVAMAN)Red Ale
- 3.12 ゴールドクリフIPA(GOLD CLIFF IPA)IPA
- 3.13 アロハシリーズのハイビスカス(Hibiscus)BRUT IPA
- 3.14 アロハシリーズのアイランドコラーダ(Island Colada) CREAM IPA
- 3.15 アロハシリーズのマイタイ(Mai Time) WHEAT ALE
- 3.16 コナライト(Kona Light) Blond Ale
- 3.17 アロハシリーズのパイナップルピルスナー(Pineapple)PILSNER
- 4 まだまだある!?種類豊富な限定コナビールたち!
- 5 コナビールの日本販売店はどこか?
- 6 最後はコナビールを勝手にあれこれランキング!
- 7 コナビールの王冠(蓋・栓)は捨てないで!?
- 8 コナビールのレビューについてまとめ
「ABV」・「IBU」とは?
今回のレビューで使用する数値について少し触れておきます。
「ABV」と「IBU」についてです。
IBUはInternational Bitter Unitnoの略で苦味の度合いを示す数値です。
ちなみに日本のビールは大抵ABVが5%前後。
IBUはアサヒスーパードライで16。
エビスビールで25です。
コナビール はABV4.2%〜7.2%、IBU15〜68とレンジが広いです。
つまり個性的なビールがラインナップされているという事です。
これこそがコナビール最大の魅力かなと。
エールとラガーの違いは何?
一言で言うと製法が違います。
低温で発酵させ、発酵期間が長め。
まあ、ざっくりこんな感じの違いがあります。
ただ、知りたいのは味の違いですよね。
エールは芳醇で濃厚な麦の味わいが特徴です。
今流行りのIPAなんかもこれに該当します。
コナビールもほとんどがこれに該当します。
ビールの個性が出やすいビールと言えます。
一方で私たちが親しみ深い定番ビール。
キリンラガーやアサヒのスーパードライとか。
これは全てラガービールです。
ご存知の通りスッキリした飲み口のビールがラガーです。
コナビールを種類別にレビューします!
今回私が飲んだ事のある12種類のコナビールをレビューしていきます。
ハワイ旅行でレアなコナビールを飲んでみたい方も多いはず。
ただ、種類が多いだけにどれがどう言う味が分からないですよね。
是非参考にしてみて下さい。
ロングボード(LONGBOARD)Island Lager
ロングボードとビッグウェーブはコナビールを代表する2大銘柄です。
もうね、これは普通に美味しいです。
ラガービールなので日本人は親しみのある味です。
まさにオールラウンドなナイスなビールです。
ビッグウェーブ(BIG WAVE)Golden Ale
ロングボードに次ぐ代表格。
初めてコナビールを飲む方にオススメです。
コナビールが得意とするフルーティーな味わいが感じられるエールビール。
バランスNo.1ビールです。
とても飲みやすいので女性にも人気がありそうなテイストかと。
ファイヤーロック(FIRE ROCK)Pale Ale
コナビールを飲み始めた時、ダントツで好きだったファイヤーロック。
この重厚な味わいは癖になります。
とっても飲みごたえがあるんですね。
そして以外に和食に合うんですよ。
ハナレイ(HANALEI)Island IPA
コナビールの魅力を最も表現しているのがハナレイ。
本格的なIPAの苦味を残しつつ、コナビールで一番フルーティ。
ビールが苦手な女子ですら、これでイメージが一変する事もしばしば。
未だ私のクラフトビールランキングTOP3に君臨中。
ワイルアウィート(WAILUA WHEAT)Wheat Ale
そもそもウィートビール(小麦のビール)は女性ウケが良いです。
飲み口が滑らかですからね。
正直ビール好きには少々物足りない感じがするかもしれません。
また、フルーティですが、それを求めるなら間違いなくハナレイがおすすめです。
カナハ(KANAHA)Blonde Ale
非常にライトな飲み口です。
こちらもフルーティーさはあまり感じられず。
私はもっとガツンときてほしいタイプですので、物足りない感じ。
私の妻は「ちょうど良い」とお気に入りの様子でした。
個人的には喉を潤す位の感覚でゴクゴク飲むのがあってるかなといった印象。
キャスタウェイ(CASTAWAY)India Pale Ale
これは意外に日本で購入しにくいビール。
というか最近全然見かけない。
もちろんハワイでは結構売ってますよ。
これがね、結構バランスいいんですよね。
ハナレイに次ぐフルーティーさを持ち、ハナレイよりガツンとくるIPA。
私的にはレギュラーに相応しい存在。
是非日本でもガンガン売ってほしいです!
クアベイ(KUA BAY)India Pale Ale
最もIBUが高いクアベイ。
数値が示す通り、最もガツンとくるコナビール。
要するに贅沢な味わいという事です。
私はこれを2本連続では飲めないです。
その位パンチが効いています。
ある程度クラフトビールに慣れた方以外は厳しいかなと。
ココブラウン(KOKO BROWN)Brown Ale
これはね、ファンじゃなかったら手を出しませんよ、本当に。
数値の割には軽い飲み口です。
ただ、最初にココナッツが前面に出てくるので好き嫌いがハッキリ分かれます。
クラフトビールあるあるですが、飲んでいく内に旨味がわかってくる。
そんなビールです。
コナビールビギナーへはおすすめ出来ません(笑)
パイプライン(KOKO BROWN)Porter made with Hawaiian Kona Coffee
これはさすがにないでしょ。
それが最初の私のイメージ。
一口目は、「これあかんやつや!」です(笑)
ただ、飲み続けていると癖になる味わいで、意外にありなんですよね。
もうビックリ。
コナコーヒーの爽やかなビター感がビールのビターさとマッチしてきます。
冬限定なので見かけたら是非飲んでみて下さい。
ラバマン(LAVAMAN)Red Ale
ロースト系はそこまで特別視していませんが、これは旨い!
ロースト系の癖がほとんどない。
芯がしっかりしていて、バランスが良い。
胃がもたれる事のないビター感が逆に爽やか。
ビール好きがリアクションせずには入られない完成度の高さ。
これは現地でしか手に入らないので、ハワイ旅行の際は飲んでみて下さい。
ゴールドクリフIPA(GOLD CLIFF IPA)IPA
これは夏限定です。
通販でも買えるので、飲んでみて下さい。
味としてはそこまでフルーティーさは感じられません。
ただ、香りがめちゃくちゃパイナップルです。
味はしっかり飲みごたえのあるIPA。
間違いなく南国気分を味わえるコナビールです。
アロハシリーズのハイビスカス(Hibiscus)BRUT IPA
希少価値の高いアロハシリーズです。
これまた一口目で後悔するやつですw
エグみの様な鉄っぽい味がしてイメージと全く違う!
缶のせい!?いや?そうでもない?
ただ、クラフトビールあるあるで、飲み進めていると心地よくなってくる。
意外にジューシーな本格IPAじゃございませんか。玄人の方は是非チャレンジしてみて下さい!
アロハシリーズのアイランドコラーダ(Island Colada) CREAM IPA
これまた希少価値の高いアロハシリーズです。
私は無類のピニャコラーダ好き、贔屓目にしかレビュー出来ませんw
しかし、しっかり真実のレビューをしますよ!
やはりココナッツが強いので苦手な人はパス。
ココブラウンとゴールドクリフIPAの良い所取りといった印象。
ピニャコラーダ好きからマニアックな意見を添えると、パイナップルジュースがちょい足りない。
味が際立つという意味ではハナレイの様にグァバやパッションフルーツを足すと良い感じになるかも。
ただ、こちらも泡がクリーミーで何とも高い完成度。
完全にやられました。
全力でおすすめ出来るビアです。
アロハシリーズのマイタイ(Mai Time) WHEAT ALE
アロハシリーズらしい攻めたビールです。
マイタイをビールでどう表現するのか?
確かに雰囲気は感じられますね。
ただ、小麦ビールなので苦味が足りません。
マイタイIPAが飲みたいのが本音ですかねw
まあ、アロハシリーズの遊び心には感服ですが。
コナライト(Kona Light) Blond Ale
これは完全にカナハですねw
ただの名称変更?
まあ、マンゴーのフレーバーがいいですね。
そして結構シュワシュワ感を感じます。
アルコール低めでゴクゴクいけるやつ。
カナハ同様ランチビールなんかにいいかもですね。
アロハシリーズのパイナップルピルスナー(Pineapple)PILSNER
ゴールドクリフIPA以上にパイナップル感が口中に溢れます。
IPAのようなガッツリした苦味はありません。
ただ、ベースは日本のビールに近いので万人受けする味かなと。
アルコール6%でIBU25とバランスの良いビールです。
これは飲んでおくべきビールですね。
まだまだある!?種類豊富な限定コナビールたち!
コナビールは本当に種類が豊富です。
日本で通販で購入できるものもあれば、現地店頭でしか購入できないものもあります。
さらには直営PUBでしか飲めない種類もあります。
コアなファンなら制覇したくなるものですよね。
ただ、ハワイまで行ってビール旅って程玄人ではないので、中々実現出来ずにおります。
見てワクワクするのはタダなので、一気に紹介したいと思います。
レモングラス・ルアウ
ゴールドクリフIPAと同じくアロハシリーズ。
ちなみにパイプラインとココブラウンもアロハシリーズです。
以前は夏限定で販売されていた様ですが、現在は販売されていません。
夏限定で発売されるゴールドクリフIPAと置き換わったのでしょうかね。
確かに口コミは微妙な感じでしたから。
ただ、生姜好きの私としては飲んでみたかったです(涙)
マジックサンド・マンゴー・セゾン
Limited Edition。
つまり限定版として販売されていたコナビール 。
ハワイ現地ではバラ売りされていない銘柄が結構あります。
バラエティーパックとしてのみ購入できるビールだった様です。
旅行者にはきつい選択です(涙)
ラナイシリーズ(パイナップルIPAとライチ・ラガー)
パイナップルIPA?
ゴールドクリフIPAとどう違うんだ!?
ちきしょー、俺も飲み比べしたいやんけぇ(涙)
ライチ・ラガーは全くの謎(笑)
バラエティパック限定でしか購入不可の様ですが、ライチの味はあまりらしい。
個人的にライチはかなり好きなんですけどねぇ。
まあ、ライチグレープフルーツかチャイナブルーで我慢するとしよう。
でも実は飲みたい(笑)
現地でしか飲めない!?ハワイ限定コナビールたち
本記事未紹介の現地でしか飲めないコナビールたちです。
- デューク・ブロンドエール
- フラ・ヘーフェヴァイツェン
- ブラック・サンド・ポーター
- ハイビスカス・ブルートIPA
- ドラゴンフルーツIPA
- キューカンバー・ケルシュ
- パープル・グレイン
まだまだ現地でしか飲めないレアなコナビール もあります。
その半分位はコナブリューイング直営のPUBに行けば飲めます。
ハワイ島の「KONA PUB」以外にもオアフ島にも「KOKO MARINA PUB」があります。
車なら楽勝コースですが、飲めないですからねぇ。
バスかタクシーで行く事になりますが、ワイキキステイで行ける唯一のPUBですからね。
Restaurant: 808-396-5662
個人的には以下が気になっています。
ただ、これらはPUBで飲める様ですから、次回のハワイ旅行で制覇したい所ですね。
- デューク・ブロンドエール
- フラ・ヘーフェヴァイツェン
- ブラック・サンド・ポーター
コナビールの日本販売店はどこか?
今は楽天でもヤフーショッピングでも普通に通販されています。
ただしメジャーなラインナップとか、その季節ごとの限定品とかに限られます。
実際これで十分楽しめるんですけどね(笑)
調べてみると(株)友和貿易さんが大元の輸入代理店の様ですね。
日本でコナビールを購入すると、必ずの(株)友和貿易さんのラベルが貼られています。
当然、現地で購入した場合、このシールは貼られていません。
最後はコナビールを勝手にあれこれランキング!
人の好みは千差万別。
当然、その感想も十人十色。
しかし、コナビール は種類が多いのです。
これからハワイ旅行を計画されている方。
また、ハワイ旅行でその余韻に浸りたい方。
常にハワイを感じていた方。
私の独断と偏見による勝手なランキングですが、是非参考にして見て下さい。
フルーティーなビールが好きな方!
第2位:キャスタウェイ
第3位:ゴールドクリフIPA
フルーティーさは圧倒的首位でハナレイです。
次いでキャスタウェイ。
この2強で決まりなのですが、香りがね。
先に紹介した様にゴールドクリスIPAは香りが強烈です。
故に第3位にランクイン。
飲みごたえのあるビールが好きな方!
第1位:ファイヤーロック
第2位:ラバマン
第3位:クアベイ
これはもう鉄板。
飲みごたえといえばファイヤーロックのモルティーさ。
ラバマンの絶妙な苦味と旨味のバランス。
ガツンと来るIPAクアベイ。
迷いなしです。
食事のに合うコナビールは!?
第1位:ビッグウェーブ
第2位:ロングボード
第3位:カナハ
主張しすぎず、料理を邪魔しないイメージです。
そう言う意味ではロングボードが首位なんでしょうけどね。
そこは勝手にランキングなので、私の趣向が入りこうなりました。
初めてのコナビールはどれがおすすめ!?
第1位:ハナレイ
第2位:ビッグウェーブ
第3位:キャスタウェイ
初めてのコナビールは絶対ハナレイです。
これぞ南国のビールといったフルーティさに驚く事でしょう。
お次に定番のビッグウェーブ。
ビッグウェーブの特徴をブーストし且つフルーティさを纏ったキャスタウェイ。
キャスタウェイは日本だと手に入りにくので、まずはハナレイとビッグウェーブを。
日本でセットを購入するならファイヤーロックの追加がおすすめです。
私の勝手にランキング!
第1位:ハナレイ
第2位:ビッグウェーブ
第3位:ファイヤーロック
第4位:キャスタウェイ
第5位:ラバマン
はっきり言って全部僅差です。
甲乙つけがたい上に、気候や気分でも変動します。
ただ、その銘柄が消えたら嫌だと言う観点でランキングしてみたらこうなりました(笑)
やはりレギュラー銘柄は偉大です。
コナビールの王冠(蓋・栓)は捨てないで!?
コナビール の王冠(蓋・栓)の裏側には小粋に細工がされています。
最初は見えないのですが、時間を経つと色々なハワイ語が現れます。
こういう所もハワイっぽくて好きです。
空き瓶とか王冠(蓋・栓)はインテリアにも使えちゃいますからね。
特に王冠(蓋・栓)は嵩張らないので、旅の思い出にの良いかと。
コナビールのレビューについてまとめ
ハワイ旅行の際には是非コナビールを飲んでみて下さい。
珍しい種類もいいのですが、やはり現地の気候の中で飲むコナビールが最高です。
日本でも夏の蒸し暑い時には辛口のラガービールが飲みたくなるもの。
やはり現地に行って、現地で作ったビールを飲む。
これが至高かと。
ハワイは楽しいスポットが沢山あります。
ビールにばかり時間を取られると勿体無いですからね。
自分の好きなものを見つけたら、それを味わい尽くせば良いのかなと。
制覇にばかり気をとられると本末転倒かと。
ハワイの最高の気候でまったりとコナビール 。
そんなあなたの極上のひとときに少しでも貢献出来ればこの記事を綴った甲斐があると言うものです。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
ではまた。
高温で発酵させ、発酵期間が短め。